不動産売却を成功に導くには広告が重要!種類とそれぞれの特徴を解説!
不動産を売却するには、まず売りに出していることを認知してもらう必要があります。そのために重要なのが広告です。また、広告で不動産の魅力を伝えることができれば、早く、希望の額で売却できる可能性が高くなります。今回は不動産売却での広告について学んでいきましょう。
不動産売却時によく使用される広告手法とは?
不動産売却時によく使用される広告手法は、大きくふたつに分けられます。インターネット広告と紙媒体の広告です。
■インターネット広告
インターネット広告は、不動産のポータルサイトと、不動産会社の自社物件サイトがあります。
・不動産のポータルサイト
ポータルサイトに掲載するには料金がかかります。見栄えよく写真を撮れるか、物件の魅力が伝わる動画が作れるかなどが不動産会社によって違ってきます。
・自社物件サイト
自分の物件も載せてほしいと思えるクオリティの高いサイトを探してみましょう。自社物件サイトを持っている不動産会社はブランド力があったりコンセプトを大事にしていたりします。その不動産会社のファンが見に来るサイトなので、成約につながりやすいともいえます。
■紙媒体の広告
代表的な紙媒体の広告はチラシです。チラシを作るには、なるべく多くの物件を詰め込むのか、掲載する物件の数をしぼり、物件ごとの情報を増やすのかなど戦略があります。チラシは戦略なしにむやみに配っても効果はありませんので、注意してください。
広告手法を間違えると売れにくくなる?
不動産の広告にはさまざまなものがあります。それぞれ得意分野が違っているため、解説していきます。
■レインズ・マーケット・インフォメーション
不動産流通サイトで、このサイトに登録すると全国の不動産会社へ物件情報を広めることができます。そのため、間口が広がり購入希望者が見つかりやすくなるのです。契約の種類により掲載義務の有無が変わるので、掲載してほしい場合は不動産会社に相談しましょう。
■店頭の物件情報
不動産会社の店頭の窓ガラスのチラシや、看板を見たことがあると思います。このような場所を見るのはやはり物件を探している人が多いため、目に留まりやすく印象にも残りやすくなります。
■不動産ポータルサイト
不動産に興味がある多くの人が見ているのが不動産ポータルサイトです。こちらも間口を広げるのに役立つでしょう。不動産会社の自社物件サイトだけでも掲載すれば反応が違ってきます。
■新聞広告・折り込みチラシ
地域を細かく選択できるため、よりターゲットに近い人にアプローチしやすくなります。たとえば、「ファミリー向けの物件なので、ファミリー層が住んでいそうな住宅にチラシを配ってください」などと頼むこともできるわけです。
■看板の設置
不動産に売り物件の看板を設置する方法です。通行人などに売り出し中であることを伝えることができます。チラシ同様、地域の人を狙ったアプローチ方法です。
不動産売却の依頼先は宣伝力がある会社を選ぼう!
不動産を売却するには効果的に広告を出していくことが必要になります。つまり、宣伝力のある不動産会社を選ぶことが大切になってくるわけです。どのような点で判断すればよいのでしょうか。
■不動産会社の立地はどうか
店頭にチラシを貼るのなら、その不動産会社の前を人はたくさん通るのかは気にしたほうがよいでしょう。購入希望者が訪問しやすい場所に不動産会社があるのかもポイントです。自分の物件情報を多くの人に見てもらえそうか、購入希望者が入りやすそうな不動産会社かどうかをチェックしましょう。
■センスよくサイトに物件を掲載できるか
ポータルサイトでとくに見られるのですが、A物件はよい写真が多く素敵に見えるのに、B物件の写真はなんだか暗くて古臭く見えるなどということがあります。不動産の魅力を引き出す写真を撮ることができる、購入希望者が見たい写真を用意できる不動産会社を選ぶとよいでしょう。
■チラシを戦略に基づいて作れるか
先述したようにチラシの作成には戦略が必要です。チラシに物件情報はいくつ載せるのか、説明はどれくらいの分量書くのか、戦略を立ててチラシを作れる不動産会社を選びましょう。
■看板はルールを守って設置できるか
私有地でない場所に誘導や認知のための看板を立てることは違法です。違法看板を立てているという事実から敬遠されることもあるので、看板を設置するときは気をつけましょう。
広告料は不動産会社が負担します。CMなど特別な広告を出す場合は同意があれば売り主負担になりますが、ポータルサイトへの掲載程度なら不動産会社の負担範囲内です。
また、広告の文言には使ってはいけない言葉があり、看板にもルールがあります。決まりを守って広告を出す不動産会社であることがまず何よりも大切です。信用できて、かつサイトのページ作りやチラシ作成のノウハウを持っている不動産会社を選びましょう。